ノウゼンカズラ科(APG分類:ノウゼンカズラ科)ジャカランダ属の総称。低木または高木で熱帯アメリカに約50種分布する。J. acutifolia Humb. et Bonpl.はペルー原産で高さ約3メートル。葉は対生し、シダ状の2回羽状複葉で美しく、小葉は線状披針(ひしん)形で小羽片に5、6対つく。枝端に円錐(えんすい)花序をつくり、鐘形の青色花を開く。花期は、沖縄では5月。よく混同されるJ. mimosifolia D.Donはアルゼンチン原産で高さ15メートル以上に達し、早春に落葉。小葉は長楕円(ちょうだえん)状扁菱(へんりょう)形で毛があり、小羽片に12対以上ある。熱帯、亜熱帯の庭木または街路樹として広く植えられ、日本でも温暖な地域では野外で栽培される。
[小林義雄 2021年10月20日]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
アデノウイルスの感染により、発熱、のどのはれと痛み、結膜炎の症状を呈する伝染性の病気。感染症予防法の5類感染症の一。学童がプールで感染して集団発生するのでプール熱ともいう。...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新