ジャージー[種](読み)ジャージー

百科事典マイペディア 「ジャージー[種]」の意味・わかりやすい解説

ジャージー[種]【ジャージー】

乳牛の一品種。英国のチャネル諸島ジャージー島原産。雌で体重400kg前後の小型種。毛色は淡黄褐色か濃褐色。乳量は少ないが,脂肪分が5.2%と多くバターやクリーム生産に最適。戦後の日本では1953年以来,高原地帯に適するとしてかなり輸入されたが,ホルスタイン種に比べて現在でも頭数は少ない。
→関連項目ウシ(牛)ガーンジー[種]ジャージー[島]

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世界大百科事典内のジャージー[種]の言及

【ウシ(牛)】より

…〈乳牛の女王〉と呼ばれ全世界に広く飼われている。(2)ジャージー種Jersey(イラスト)イギリス海峡にあるジャージー島原産。褐色の小型のウシで体型は典型的な乳用型を呈す。…

※「ジャージー[種]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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