ジュール(仕事および熱量の単位)(読み)じゅーる(英語表記)joule

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ジュール(仕事および熱量の単位)
じゅーる
joule

MKS単位系および国際単位系SI)の、仕事および熱量単位記号はJ。1ニュートンの大きさの力がその方向物体を1メートル動かすときの仕事量を1ジュールとする。また熱量の計量単位として、1ジュールの仕事量に相当する熱量を表すのに用いられる。名称イギリスの物理学者ジュールにちなむ。

[小泉袈裟勝・今井秀孝]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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