ジュールトムソン効果(読み)ジュールトムソンコウカ

デジタル大辞泉 「ジュールトムソン効果」の意味・読み・例文・類語

ジュール‐トムソン‐こうか〔‐カウクワ〕【ジュールトムソン効果】

圧縮した気体細孔から噴出させて急に膨張させると、気体の温度が変化する現象常温では、ほとんどの気体は温度が下がる。気体の液化に利用する。1861年、ジュールトムソン(W.Thomson)が実験で確認した。

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精選版 日本国語大辞典 「ジュールトムソン効果」の意味・読み・例文・類語

ジュール‐トムソン‐こうか‥カウクヮ【ジュールトムソン効果】

  1. 〘 名詞 〙 低温で高圧の気体を急に低圧にすると温度が下がる現象。一八六一年、イギリスのジュール[ 一 ]とトムソン(Sir William Thomson = Lord Kelvin)が細孔栓での実験結果を確定した。気体の液化に応用される。

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