精選版 日本国語大辞典
「スクラップブック」の意味・読み・例文・類語
スクラップ‐ブック
※緑蔭茗話(1890‐91)〈
内田魯庵〉「日頃読売
新聞を切抜き置きたれば叢竹編輯の時は氏のスクラップ、
ブックより補ふ処少からざりしと」
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デジタル大辞泉
「スクラップブック」の意味・読み・例文・類語
スクラップブック(scrapbook)
新聞・雑誌などの切り抜きをはりつけておく帳面。切り抜き帳。
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世界大百科事典 第2版
「スクラップブック」の意味・わかりやすい解説
スクラップブック【scrapbook】
新聞記事等の切抜きをはりこむためのクラフト紙のつづり。紙片をはったために膨らむ分,背表紙を幅広くしてある。スクラップブックが必要とされるようになったのは新聞,雑誌が普及する19世紀以降である。写真や切符,パンフレット等をはって,アルバムのように使われることも多い。はりつけてしまうと整理し直すのが難しいため,用紙の綴じ具が開閉できる形式のものも用いられる。新聞の紙幅の増大等により,スクラップブックもB4判等の大型の需要が多い。
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スクラップブック
すくらっぷぶっく
scrap book
新聞や雑誌の切り抜きなどを収録、保存するための帳面。利用範囲はきわめて広く、一般事務用以外にも、切り抜き貼付(ちょうふ)用としていろいろに使われている。台紙はクラフト紙を使ったものが多く、一般に表紙は板紙を用いているが、台紙の抜き差しや交換ができるようになったものもある。A4判(210ミリメートル×297ミリメートル)が一般的な大きさである。
[野沢松男]
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スクラップブック
Mac OS(Mac OS 9以前)に付属するデスクアクセサリのひとつ。テキストや画像、サウンドなど、さまざまな形式のデータを貼り付けて保管できる。データの貼り付けは、コピー&ペースト、またはドラッグ&ドロップで行う。なお、クリップボードとは異なり、本体の電源を落としてもデータが消去されることはない。
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