スピリッツ(読み)すぴりっつ(その他表記)spirits

デジタル大辞泉 「スピリッツ」の意味・読み・例文・類語

スピリッツ(spirits)

アルコール度の高い蒸留酒ブランデーウオツカなど。
スピリット

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精選版 日本国語大辞典 「スピリッツ」の意味・読み・例文・類語

スピリッツ

  1. 〘 名詞 〙スピリット

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スピリッツ」の意味・わかりやすい解説

スピリッツ
すぴりっつ
spirits

本来、欧米ではアルコール(酒精)、あるいはウイスキー、ブランデー、ジンラムウォツカなどアルコール分の強い蒸留酒の総称。わが国の酒税法では、焼酎(しょうちゅう)やウイスキー類(ウイスキーおよびブランデー)を除いた蒸留酒で、エキス分が二度未満のものをいう(エキス分二度以上の甘口のものはリキュール類として区分)。代表的なものとしてラム、ウォツカ、ジンがこれに属する。ラムはサトウキビの糖蜜(とうみつ)を原料として、発酵、蒸留してつくる。特有の甘い香りと味がある。ウォツカはオオムギなどのデンプン質を糖化、発酵させ、連続式蒸留機(パテントスチル)で蒸留したアルコールを白樺(しらかば)炭の層を通して精製したもので、無臭で甘い味が特色。ジンは穀類を原料とし、ジュニパーベリーネズの実)を加えて蒸留した酒で特有の香りをもつ。このほかにメキシコ原産のテキーラやスカンジナビア諸国のアクアビットがある。

[秋山裕一]

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改訂新版 世界大百科事典 「スピリッツ」の意味・わかりやすい解説

スピリッツ
spirits

酒の精の意で,アルコール分の高い蒸留酒,および蒸留酒やリキュール類などのブレンドに用いられる,原料アルコール(アルコール分45度以上)をいう。前者の場合,国際的にはウィスキー,ブランデーも含まれるが,日本の酒税法ではウィスキー,ブランデー,焼酎を除外した他の蒸留酒を指す。つまり,アルコール分45度未満のジン,ラム,ウォッカ,テキーラ,アラックなどをスピリッツ類としている。
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飲み物がわかる辞典 「スピリッツ」の解説

スピリッツ【spirits】


蒸留酒。特に、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウオッカ、ラム、テキーラなどアルコール度の高い洋酒。風味を加えてリキュールや別の蒸留酒などをつくるベースに用いる、純度の高いアルコールもいう。酒税法上の品目としては、「単式蒸留焼酎」「連続式蒸留焼酎」「ウイスキー」「ブランデー」「原料用アルコール」の5品目に該当しない「蒸留酒類」をいい、先に挙げたジン以下4者などが該当する。

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百科事典マイペディア 「スピリッツ」の意味・わかりやすい解説

スピリッツ

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とっさの日本語便利帳 「スピリッツ」の解説

スピリッツ

蒸留酒。日本の酒税法上は焼酎、ウイスキー、ブランデー、リキュールの規定以外の蒸留酒を指す。

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