スペアミント(その他表記)spearmint
Mentha spicata L.(=M.viridis L.)

デジタル大辞泉 「スペアミント」の意味・読み・例文・類語

スペアミント(spearmint)

シソ科の多年草。ヨーロッパの原産。葉から芳香のある精油が採れ、料理菓子香料とする。緑薄荷みどりはっかオランダ薄荷

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精選版 日本国語大辞典 「スペアミント」の意味・読み・例文・類語

スペアミント

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] spearmint ) シソ科ハッカ属の多年草。ヨーロッパ原産。高さ五〇センチメートル程度。芳香のある葉を料理に用いる。葉から抽出する精油はチューインガムなどの香料となる。みどりはっか。オランダはっか。

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改訂新版 世界大百科事典 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント
spearmint
Mentha spicata L.(=M.viridis L.)

和名ミドリハッカ。オランダハッカともいう。中央ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で,M.longifolia L.とM.rotundifolia L.との雑種起源と考えられている。同じくミントの仲間であるペパーミントに似るが,葉には目だった葉柄がなく,茎にじかに葉身がついている点が異なる。茎は30~60cm,茎も葉も緑色が濃く,葉が大きい。夏から秋にかけて,茎の先に淡紫色の小さい花が5~10cmの穂になって咲く。地下茎と匍匐(ほふく)枝で繁殖する。全草に0.2~0.5%の精油を含む。花つきの地上部を水蒸気蒸留して得られる精油がスペアミント油(ミドリハッカ油)である。ニホンハッカセイヨウハッカの精油と異なり,メントールを含まず,l-カルボン55%を含む。ヨーロッパでは2000年前から知られ,肉や魚の料理に香味料として使う。精油はチューインガム,カクテル歯みがき,菓子などの香料として重要である。アメリカのミシガン州で大量に栽培され,日本では北海道で作られている。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント
すぺあみんと
spearmint

ハッカの1種。ハッカは種類が多いが、香辛料として使われるのはスペアミントとペパーミントの葉である。日本のハッカより香りが高く、やや甘い感じが強い。ラムマトンの料理、肉や魚のスープのほかに、カクテル、ゼリーにも用いられる。

[齋藤 浩]


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栄養・生化学辞典 「スペアミント」の解説

スペアミント

 [Mentha spicata].シソ目シソ科ハッカ属に属する.セイヨウハッカともいう.葉からとる精油を香料として用いる.

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百科事典マイペディア 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント

ハッカ

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