スペアミント(読み)すぺあみんと(英語表記)spearmint

精選版 日本国語大辞典 「スペアミント」の意味・読み・例文・類語

スペアミント

〘名〙 (spearmint) シソ科ハッカ属の多年草。ヨーロッパ原産。高さ五〇センチメートル程度。芳香のある葉を料理に用いる。葉から抽出する精油チューインガムなどの香料となる。みどりはっか。オランダはっか。

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デジタル大辞泉 「スペアミント」の意味・読み・例文・類語

スペアミント(spearmint)

シソ科の多年草。ヨーロッパの原産。葉から芳香のある精油が採れ、料理や菓子の香料とする。緑薄荷みどりはっかオランダ薄荷

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント
すぺあみんと
spearmint

ハッカの1種。ハッカは種類が多いが、香辛料として使われるのはスペアミントペパーミントの葉である。日本のハッカより香りが高く、やや甘い感じが強い。ラムマトンの料理、肉や魚のスープほかに、カクテルゼリーにも用いられる。

[齋藤 浩]


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世界大百科事典 第2版 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント【spearmint】

和名ミドリハッカ。オランダハッカともいう。中央ヨーロッパ原産のシソ科の多年草で,M.longifolia L.とM.rotundifolia L.との雑種起源と考えられている。同じくミントの仲間であるペパーミントに似るが,葉には目だった葉柄がなく,茎にじかに葉身がついている点が異なる。茎は30~60cm,茎も葉も緑色が濃く,葉が大きい。夏から秋にかけて,茎の先に淡紫色小さい花が5~10cmの穂になって咲く。

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栄養・生化学辞典 「スペアミント」の解説

スペアミント

 [Mentha spicata].シソ目シソ科ハッカ属に属する.セイヨウハッカともいう.葉からとる精油を香料として用いる.

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百科事典マイペディア 「スペアミント」の意味・わかりやすい解説

スペアミント

ハッカ

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