出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
スロベニア共和国の国語。南スラブ語群に属する。国内で約200万の人々によって話されるほか、オーストリア、イタリア、ハンガリーの一部でも話され、全体で約222万の言語人口をもつ。スラブ語派中もっとも方言分裂の著しい言語で、約50の方言があり、七つの方言群に区分される。文字はラテン文字を用い、補助記号のついたč、š、žの3個を含めて全部で25個ある。母音は、アクセントのある場合、長母音と短母音、開口母音と閉口母音が対立する。形態面では、名詞類の数のカテゴリーにおいて両数の語形を保存し、動詞においては大過去の時制や目的分詞を保存するなど、スラブ語の古風な構造のおもかげをよくとどめている。古代教会スラブ語の写本の一つ『フライジング断片』(10世紀末ごろ)の言語はスロベニア語の原型と考えられている。標準文章語は19世紀末に形成過程が完了し、標準口語の規準は比較的最近、確立された。
[栗原成郎]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新