精選版 日本国語大辞典 「スーサ」の意味・読み・例文・類語
スーサ
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イラン南西部のフーゼスターン地方にある、先史時代からイスラム時代にわたる遺跡。カールーン川に合流するシャーウル川左岸にあり、とくにアケメネス朝ペルシアの都市がもっとも有名である。遺跡の北端には玉座の間であるアパダーナとダリウスの宮殿、その南西にアクロポリスがあり、南東に王の都市と名づけられた計三つのテル(遺丘)が連続し、王の都市の東に技術者の都市とよばれるテルがある。アクロポリスからは、スーサI型と名づけられた彩文土器が出土しているが、それとともに動物文、人物文、幾何学文などの土器が出土し、それはシアルクⅢ期、ウバイド期と関係が深い。アパダーナ、ダリウス王宮のあるテルは、アパダーナの丘とよばれる。ダリウスの王宮からはバビロニア語、エラム語の粘土板文書が発見され、王の都市は、フランスのギルシュマンの発掘により、イスラムからエラム時代までの15層が確認されている。シャーウル川右岸でも大広間が発見されている。現在のスーサの東に接したアクロポリスの丘の麓(ふもと)には、出土品を収蔵した博物館がある。
[糸賀昌昭]
イラン西南部にある遺跡で,三つの遺丘からなる。1897年以来フランス調査隊により発掘されている。アクロポリスから先史時代の彩文土器やエラムの絵文字を刻む粘土板が出土した。前13世紀にはエラムの首都となり,バビロンから略奪したハンムラビ法典が運ばれた。のちにアケメネス朝のダレイオス1世が列柱や彩釉煉瓦のフリーズで飾った王宮を建てた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…工芸【中野 政樹】
【オリエント,西洋】
[オリエント]
オリエントで最も早く採取され利用された金属は銅で,主要な加工技法は鍛造と鋳造とであった。エジプトでは前5千年紀のバダーリの遺跡から銅製のビーズ,鎖,ピンなどの小品が出土しているし,一方,エラムのスーサでは,前3000年以前にさかのぼる鏡や斧が発見されている。青銅は前3千年紀の後半,西アジアにあらわれたが,エジプトにも輸入されて第12王朝ころから普及した。…
… キュロス2世はパサルガダエ,ダレイオス1世はペルセポリスに新しい王城を建設した。しかし,スーサ,エクバタナ,バビロンもまた王都として利用され,とくにスーサは事実上の首都の役割を果たした。王は政務に際して側近の重臣に意見を求めたが,重大な決定事項はすべての高官が出席する大評議会にはかった。…
※「スーサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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