日本大百科全書(ニッポニカ) 「セント・オーガスティン」の意味・わかりやすい解説 セント・オーガスティンせんとおーがすてぃんSaint Augustine アメリカ合衆国、フロリダ州北東部の大西洋沿岸にある観光・保養都市。人口1万1592(2000)。1565年にスペイン人によって建設された、合衆国最古の都市である。1821年にフロリダがスペインから合衆国に割譲されたのち、1830年代のセミノールの戦いまで発展を続けたが、その後は停滞した。町には17世紀後半に築かれたサン・マルコ砦(とりで)、学校、旧奴隷市場跡をはじめとして、植民地時代の景観が残っている。[菅野峰明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「セント・オーガスティン」の意味・わかりやすい解説 セント・オーガスティン 米国,フロリダ州大西洋岸の保養都市,港湾都市。1565年スペイン人が創設した米国最古のヨーロッパ人入植地で,当時の家屋が残る。17世紀末建設のサン・マルコス要塞(ようさい)は保存状態がよく国定記念物となっている。1万1592人(2000)。→関連項目フロリダ[州] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報