白亜紀後期にいた二足歩行の肉食性恐竜。爬虫綱双弓亜綱竜盤目の獣脚亜目Theropodaに属する。大きさはティランノサウルスに近く,全長10~12m,高さ4.5~5mほどである。頭は大きく,前後に長く,高い。前後に薄く鋭い歯が生えている。その数は前顎骨に4本,上顎骨に12本,歯骨に15本である。前肢は極度に小さく,どのような役をはたしたのかわからない。後肢はよく発達し強力で,三趾(さんし)性。モンゴルのゴビ砂漠を中心に生活していた。1955年マレーフE.A.Maleevにより命名された。完全に近い骨格はモンゴル,ポーランド,ソ連などの探検隊が発掘している。ティランノサウルスに似ているといわれていたが,現在別属に分類されている。
執筆者:長谷川 善和
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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