ダイナブック(読み)だいなぶつく

デジタル大辞泉 「ダイナブック」の意味・読み・例文・類語

ダイナブック(Dynabook)

パーソナルコンピューターが登場する以前に、米国の計算機科学者、アランケイが提唱した理想的な小型コンピューターの概念モデル
東芝開発・販売するノートパソコンブランド名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ダイナブック」の解説

ダイナブック

(1)アラン・ケイが提唱した理想のパーソナルコンピュータ。アラン・ケイがXerox社のパロアルト研究所時代に暫定的ダイナブックとして開発したAltoが、Apple社の創設者のひとりであり元会長のスティーブ・ジョブズに見初められLisaMacintoshが誕生した。アラン・ケイは生まれたばかりのMacintoshを見て「50ccしかないホンダ」と評した。なお、ダイナブックのスペックを満たすコンピュータはまだ存在しない。(2)東芝のノートパソコンの名称IBM PC/AT互換機MS-DOSが動作する。アラン・ケイのダイナブックを意識した製品名であるが、内容は関係がない。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android