…煙突は暖炉の数だけ必要であり,18世紀になると各室の暖炉を背中合せに配置し,それぞれの煙突をひとつのスペースにまとめる間取りが行われるようになった。この場合,煙突は屋根の上にチムニー・ポットchimney potと呼ばれる陶製の土管のような形のものを立てて終わる。産業革命以前は,煙突は住宅建築の主要な特徴であり,その平面計画を決めるうえで最も重要な要素であった。…
…この空洞は爆発点の深さ,爆発力,岩質等の条件により,短いときは数秒,長いときは数日間ほど保持されるが,やがて垂直上方に向かって空洞の崩壊が始まり,最終的にはほぼ最初の空洞の直径をもった円筒状領域ができる。この領域はチムニーと呼ばれ,通例は岩砕でかなりの部分が埋まる形となる。空孔部の総体積は最初の空洞体積にほぼ等しいが,材質によっては破砕に伴い体積増加が生じ,空孔部があまり残らぬこともある。…
…下降のときには,岩角,樹木,ハーケンを支点にして懸垂下降を行う。岩場は一枚岩のような岩壁(スラブ)や,煙突状の割れ目(チムニー)など種々な状態で連なり,また岩質も,もろくはげやすい岩,堅い岩,割れ目の利用ができない岩など,各種さまざまで,それぞれの相違で岩登り技術は変化してくる。そのためにまず必要なことは,岩場に対したら岩質を確かめ,安全ルートを見きわめてから登攀にかかるようにしなければならない。…
※「チムニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新