デバイ比熱(読み)でばいひねつ

世界大百科事典(旧版)内のデバイ比熱の言及

【フォノン】より

…しかし,低温では,量子効果が顕著に現れて,高い振動数をもつモードは励起されなくなり,比熱に寄与しなくなる。低温にいけば,より低い振動数のモードのみが寄与するようになり,比熱はT3に比例する(デバイ比熱)。熱伝導も,また,フォノンを介しての熱エネルギーの流れである。…

※「デバイ比熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android