トマチジン

化学辞典 第2版 「トマチジン」の解説

トマチジン
トマチジン
tomatidine

(3β,5α,22β,25S)-spirosolan-3-ol.C27H45NO2(415.66).ナス科トマト属Lycopersicumの乾燥葉に,約50% 含まれる配糖体トマチン加水分解から得られるステロイドアルカロイド融点202~206 ℃.+8°(クロロホルム).エタノール,クロロホルム,ピリジンに可溶.トマチン(tomatine,C50H83NO21,融点263~267 ℃,-19°(ピリジン))は,加水分解によってトマチジンとともにD-グルコース(2分子),D-ガラクトース(1分子),D-キシロース(1分子)を与える.[CAS 77-59-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 D-グルコース

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む