精選版 日本国語大辞典 「トレーニング」の意味・読み・例文・類語
トレーニング
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運動刺激に対する身体の適応性を利用し、意志力を含めて人体の形態、機能などスポーツ能力をより強化、発達させる過程をいう。近代スポーツのトレーニングは、すべてのスポーツ能力の母体となる体力づくりのトレーニングが主体となる。長期的計画のもとに進められ、トレーニング効果を集中的に高めるため、十分な科学的裏づけによる構成、展開を必要条件としている。
[福山信義]
(1)ウェイト・トレーニング スポーツ活動のポイントである筋力強化を図るもので、これには、アイソトニック・トレーニング(バーベル、ダンベル、自分の体重などを利用する動的筋力トレーニング)、アイソメトリック・トレーニング(動かない物体を動かそうと全力を発揮する静的筋力トレーニング)、アイソキネティック・トレーニング(可動部位の速度を一定にしてある器具を使い、関節角度の変化に伴いつねに最大筋力を発揮できるようにする)、プリオメトリック・トレーニング(重量物を持って台上から飛び降りる動作のように、筋肉の収縮する直前に反射的伸長と弛緩(しかん)を繰り返すことにより、筋力強化を目的とする)などがある。(2)運動の持続力を高めるトレーニング これには、ファルトレック・トレーニング(森や野原を思うままのスピードで自由に走る)、ヒル・トレーニング(ファルトレックに上り下りの坂を組み合わせたもの)、インターバル・トレーニング(急走と緩走を交互に繰り返し、全身持久性とともにスピードの持久力を高める)などがある。(3)レペティーション・トレーニング スピード、パワーの強化を目的としたもので、トレーニングの間に完全休息を入れつつ反復する。(4)サーキット・トレーニング 筋力、筋持久力、パワー、敏捷(びんしょう)性と、呼吸循環器など各種器官・組織の機能を同時に高める総合的体力トレーニングとして、体力に応じて速度、回数、時間を組み合わせ、循環して実施する。
[福山信義]
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固定翼機でありながら、垂直に離着陸できるアメリカ軍の主力輸送機V-22の愛称。主翼両端についたローターとエンジン部を、水平方向から垂直方向に動かすことで、ヘリコプターのような垂直離着陸やホバリング機能...
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