ドゥカス(英語表記)Doukas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドゥカス」の意味・わかりやすい解説

ドゥカス
Doukas

15世紀中頃のビザンチン歴史家。完全な名前年代は不明。ビザンチン文化史末期歴史家。トルコによるコンスタンチノープル陥落を目撃。その著『歴史』 Historiaは 1341年から 1462年のトルコによるレスボス占領までを扱い,オスマン・トルコの伸張ビザンチン帝国の末期を描いている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android