精選版 日本国語大辞典 「ナント」の意味・読み・例文・類語
ナント
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フランス西部、ロアール・アトランティク県の県都。人口27万0251(1999)、30万3382(2015センサス)。パリの南西383キロメートル、ロアール川とその支流エルドル川との合流点に位置する。西フランス最大の都市で、南ブルターニュ、ロアール川下流域の交通・経済の中心地。河口から50キロメートルの距離にあり、外洋船の航行も可能。18世紀には西インド諸島およびアフリカとの砂糖や黒人奴隷の交易による三角貿易で栄えた。しかし、内陸に位置するため、19世紀以降は貿易量が伸び悩んだ。植民地時代から食品工業、とくに精糖、菓子製造が発展し、現在、火力発電所があることから、機械、電機、化学など工業業種は多彩である。司教座、大学所在地。
[高橋伸夫]
古代ローマ人の進出を受け、のちにノルマン人の侵攻を被った。中世に入ってブルターニュ公の居住地となったが、アンヌ・ド・ブルターニュAnne de Bretagne(1477―1514)がフランス国王シャルル8世と結婚し、ついでルイ12世の王妃となったことにより、最終的には1524年フランス王領地に併合された。ルイ14世幼少時代の大蔵卿(きょう)ニコラ・フーケが涜職(とくしょく)の罪で逮捕されたのもナントであったが、とりわけナントの名を有名にしたのは、1598年アンリ4世が当地でカトリックとプロテスタントの平和共存を打ち出した寛容王令(ナントの王令)である。フランス革命時代はジロンド派の牙城(がじょう)として世に知られている。
[志垣嘉夫]
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