ニミッツ
Nimitz, Chester William
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ニミッツ
にみっつ
Chester William Nimitz
(1885―1966)
アメリカの海軍軍人。テキサス州フレデリックスバーグ生まれ。海軍兵学校を卒業し、第一次世界大戦時には大西洋艦隊潜水艦部隊参謀長。その後、海軍省航海局長などを歴任。第二次世界大戦中は、1941年12月真珠湾攻撃の直後に太平洋艦隊司令長官となり、太平洋地域における対日本軍攻撃作戦を指揮し、アメリカの対日戦勝利に大きな役割を果たした。1944年元帥。戦争直後、海軍作戦部長に就任。1947年退役。
[藤本 博]
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ニミッツ
米国の海軍軍人,元帥。テキサス州出身。太平洋戦争における太平洋海域の米海軍の最高指揮官。真珠湾攻撃直後に太平洋艦隊司令長官に任命され,太平洋艦隊を再建,西南太平洋総司令官の陸軍のマッカーサーと協力して,高速空母を中心とする機動部隊と海兵隊を擁して,中部太平洋を離島伝いに日本を攻略するという,対日進攻海軍作戦の全般を指揮した。
→関連項目ハルゼー
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ニミッツ【Chester William Nimitz】
1885‐1966
アメリカ海軍軍人,元帥。テキサス州フレデリックスバーグの生れ。太平洋戦争中の太平洋海域におけるアメリカ海軍の最高指揮官。真珠湾攻撃直後に太平洋艦隊司令長官となり,開戦初頭大きな被害を受けた太平洋艦隊を再建,陸軍のマッカーサーと協力して対日進攻海軍作戦全般を指揮した。1945年東京湾における日本降伏の調印式はニミッツの旗艦ミズーリで行われた。47年退役後は海軍長官の特別補佐官などを務めた。【田尻 正司】
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ニミッツ Nimitz, Chester William
1885-1966 アメリカの軍人。
1885年2月24日生まれ。太平洋戦争でアメリカ太平洋艦隊司令長官として日本との海戦を指揮。1944年元帥。翌年ミズーリ号上での日本の降伏文書調印に署名者の一員として出席した。1966年2月20日死去。80歳。テキサス州出身。海軍兵学校卒。
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ニミッツ
《Nimitz》アメリカ海軍の航空母艦。ニミッツ級航空母艦のネームシップ。原子力空母。1975年5月就役。湾岸戦争、イラク戦争などに参加。
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