化学辞典 第2版 「ノナクチン」の解説
ノナクチン
ノナクチン
nonactin
C40H64O12(736.91).種々の放線菌によって生産される大ラクトン構造の抗生物質で,ノナクチン酸からも合成される.天然型のアンモニウムイオノホア分子.融点147~148 ℃.0±2°(クロロホルム).アンモニウムイオンセンサーやイオン選択電極に使用される.抗菌性,抗腫瘍性を有する.[CAS 6833-84-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報