ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハウサ族」の意味・わかりやすい解説
ハウサ族
ハウサぞく
Hausa
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…アフリカ社会の多くは夫方居住婚であるので,既婚女性は,生まれた村や血縁の人々との邂逅や接触を市でもつのである。また,北部ナイジェリアのハウサ族のように,さまざまな職業と産品があって自給性が高く,市が村落内での自給と交換のためにだけ機能している社会では,村落内の特定の場所で,決められた日に,決められた様式で市が立ち,村落間の交流はあまりみられない。 市が発達し市場原理が作用している社会では,まちの市場が広い地域的市場圏と遠隔地交易の中心となり,経済的機能を果たすとともに,首長や祭祀者,役人が〈ふれ〉を出したり,またうわさや世間話など種々の情報伝達の場であり,社会生活の中心でもある。…
… 最も初源的な形態と思われるのは,木柵や土塀で囲まれた領域にエレメントが点在するもので,この場合,住棟の配列には入口の向きを除いて規則性はない。これは最もルーズな結合のコンパウンドで,定住したトゥアレグ族やハウサ族,フルベ(プール)族などに見られる。住棟は円形で穀倉は壺状となる。…
…【端 信行】
[住民,社会]
住民の大部分は西部のニジェール川流域と,南部のサヘル地帯に集中している。人口の多い部族をあげると,ハウサ族(54%),ソンガイ族および近縁のジェルマ族Djerma(23%),フルベ(フラニ,プール)族(10%)などで,ほかにトゥアレグ族(3%)もいる。住民の85%がイスラム教徒で,残りのほとんどは部族固有の伝統宗教を信仰している。…
…西アフリカ,ニジェール川の東部に広がるハウサランドHausaland(現在のナイジェリア北部)で,過去多少なりとも運命共同体的な状況に置かれながら興亡した一群のハウサ族の国家。これらの国家は19世紀のフルベ(フラニ)族によるジハード(聖戦)で征服された際,いっさいの記録が灰燼に帰してしまったため,以前の詳細についてははっきりしていない。…
…西アフリカのナイジェリア連邦共和国で,1967年7月から70年1月まで継続した内戦で,東部のイボ族と北部のハウサ族との間の部族間・地域間対立が根本的原因であった。1966年8月のクーデタで成立したゴウォン国家元首は,各州間の対立を軟化させるため,67年5月,従来の4州制を改めて北部州を6分割,東部州を3分割するなどの12州制への移行を発表した。…
…このような金属彫刻は王家の特権としてダホメー,アシャンティ,モノモタパなどの各王国でもつくられた。 近代のアフリカの部族美術は彫刻が圧倒的に優勢で,絵画は少ないが,それでもヌデベレNdebele族,ハウサ族,イボ族などが住居や塀に具象的ないし抽象的な壁画を描く。彫刻は木製の仮面や人物像が中心であるが,それらは思春期,農業,司法,祖先崇拝に関する儀式の際に用いられる。…
※「ハウサ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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