精選版 日本国語大辞典 「ハウフ」の意味・読み・例文・類語
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ドイツの詩人、小説家。シュトゥットガルトに生まれる。早く父を失ってチュービンゲンに移り、その地の神学校を経てチュービンゲン大学を卒業。1824年から家庭教師を勤めるが、26年職を辞して外国とドイツ各地を旅行。27年新聞の編集者になる。この年結婚するが、ほどなく病を得て急死、25年に満たない生涯を閉じる。詩人として出発、やがて小説を書き始め、短編『皇帝の絵姿』『ユダヤ人ジュース』(ともに1827)、長編『悪魔の覚え書からの報告』(1826~27)、なかでも歴史小説『リヒテンシュタイン』(1826)によって人気作家となる。彼の作家的資質がもっともよく発揮されたのは創作童話の分野で、1826、27、28年度の『童話年鑑』としてそれぞれ発表された『隊商』『アレッサンドリアの長老とその奴隷たち』『シュペッサルトの宿屋』はいまなお愛読者が多い。
[関 楠生]
『塩谷太郎訳『ハウフ童話全集』全一巻(1960・弥生書房)』▽『藤田五郎訳『皇帝の絵姿』(1940・弘文堂)』
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…ベヒシュタインL.Bechsteinの《ドイツ童話の本》(1844)がそれにつづく。一方では,L.ティーク,ブレンターノ,F.de la M.フケー,E.T.A.ホフマンが不思議な物語を手がけ,その流れから創作としてぬきんでたW.ハウフの《隊商》(1826)が生まれた。T.シュトルムやA.シュティフターにも子どもに向く作品はあるが,レアンダーR.Leanderの《フランス風暖炉のそばの夢想》(1871)とザッパーA.Sapperの《愛の一家》(1906)が大きな収穫となった。…
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