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強い相互作用をする重粒子バリオンと中間子とをあわせてハドロンいう.ハドロンの語源はギリシア語の“強い”を意味する言葉δρ
ζに由来する.中間子がクォーク,反クォークの組合せの粒子であるの対して,バリオンは通常3個のクォークからなる粒子で,陽子,中性子も含まれる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…しかし加速器では実現できない1012eV以上の高エネルギー領域での研究は,現在でももっぱら宇宙線によって行われている。 ハドロンの相互作用については,エマルジョンチェンバー(原子核乾板と炭素,鉛などの板とを交互に多数段積み重ねた核反応検出装置)を気球や飛行機に搭載したり,高山に大面積に展開して研究がなされ,中間子多重発生現象では,横方向運動量一定の法則,発生粒子数のエネルギー依存性,特別な型の相互作用など,多くの成果が得られている。さらに高いエネルギー領域については,山上や地上の広大な面積に多数のシンチレーションカウンターやその他の計数管を散在させた装置で,拡大空気シャワーとして降ってくる105~1010個の荷電粒子の観測を行い,超高エネルギー核相互作用の特性についての究明が行われている。…
…この強い力は,10-13cmという非常に小さい距離でのみ強く働いて,それを越えると非常にはやく減少するという特徴をもつ。さて,素粒子をこの相互作用とのかかわりによっておおまかに分けてみると,ハドロン(強粒子),レプトン(軽粒子),フォトンの3種類になる。ハドロンは強い相互作用をするのが特徴であるが,電磁相互作用や弱い相互作用もする。…
…核力によって核子は結合し原子核をつくる。この相互作用は電磁相互作用などに比べて強いので,陽子,π中間子などは強い相互作用をする粒子という意味でハドロンと呼ばれる。 陽子および中性子は原子核の素(もと)という意味で素粒子と名付けられたのであるが,現在では物質の根元をなす基本的粒子ではないことが明らかになっている。…
※「ハドロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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