精選版 日本国語大辞典 「ハレルヤ」の意味・読み・例文・類語
ハレルヤ
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ヘブライ語で「主をほめたたえよ」を意味する一種の歓呼。元来ユダヤ教の礼拝音楽の一つとして用いられていたが、4世紀にはすでにキリスト教教会に導入されていたようである。ローマ・カトリック教会の典礼ではラテン語化されてアレルヤと発音され、福音書(ふくいんしょ)の朗読に先だって歌われた。このアレルヤ唱には聖書の詩句が組み込まれ、先唱者と聖歌隊によって応答風に歌われた。またその結尾には、最後の母音であるaの音が長く引き伸ばされた装飾的な部分(ユビルス)がつけられた。アレルヤ唱の、このより自由な音楽的要素は、西洋音楽のその後の発展にとって重要な役割を果たした。ハレルヤの歌詞は、近代の芸術作品のなかでも用いられているが、なかでもヘンデルの作曲したオラトリオ『救世主(メサイア)』(1741)中の「ハレルヤ・コーラス」はもっともよく知られている。
[磯部二郎]
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[本格的ミュージカル映画の時代へ]
しかし,舞台のレビューをフィルムにうつした程度のミュージカル映画は観客をとらえつづけることができず,製作本数は1930年の70本から早くも翌31年には10本足らずに激減する退潮を示した。そのなかにあって,キング・ビダー(ビドア)監督のオール・ニグロ・キャストによる《ハレルヤ》(1929),エルンスト・ルビッチ監督で,モーリス・シュバリエとジャネット・マクドナルドのコンビによる《ラヴ・パレィド》(1930),同じコンビでルーベン・マムーリアン監督の《今晩は愛して頂戴ナ》(1932)が〈音〉の処理をめぐるトーキーの技法とともに,ミュージカル映画のスタイルそのものを前進させた。 そしてワーナー・ブラザースでバスビー・バークリー(バークレイ)の振付による《四十二番街》(1934)が,奔放なカメラワークによって音楽と視覚的イメージを華麗に結びつけ,〈フィルム・レビュー〉とか〈シネ・オペレッタ〉と呼ばれるものとは一線を画する新しいスタイルをつくりあげ,続いて〈ジャズ・ビート〉を持ち込んでタップ・ダンスを踊りの基礎にした《ゴールド・ディガース》(1933),《フットライト・パレード》(1933)によってバークリーならではの特色を示した。…
※「ハレルヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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