精選版 日本国語大辞典 「ハワイ式噴火」の意味・読み・例文・類語
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ハワイのマウナ・ロア、キラウエアなどの火山でよくみられる、流動性に富んだ多量の玄武岩質溶岩の流出を主とする比較的穏やかな噴火形式。激しい大爆発はおきない。溶岩は火口からあふれ出すだけでなく、吹き上げ温泉のような溶岩噴泉をなすことが多く、火口の周囲に溶岩滴丘(てききゅう)(スパッターコーンspatter cone)などの噴石丘をつくる。火口内を新溶岩が満たし、溶岩湖をつくることも多い。楯状(たてじょう)火山や玄武岩質成層火山の頂部や山腹の割れ目噴火としてみられることが多い。ハワイでは溶岩噴泉がしばしば数キロメートル以上も連なり、「火のカーテン」とよばれる。日本でも、伊豆大島、三宅(みやけ)島でこの形式の噴火がおこる。
[諏訪 彰]
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…以上の3様式の噴火の定義はよく確立しているが,他の様式の名称は混乱が大きく,個々の火山名をつける分類方法は必ずしも適当でない。たとえばハワイ式噴火は通常,割れ目噴火による粘性のきわめて低い玄武岩質溶岩の噴泉,溶岩流出,溶岩湖の形成などで特徴づけられる活動様式を指し,ハワイのキラウェア火山やマウナロア火山がその典型とされる。しかしこれらの火山でも,まったく別種の噴火活動がまれでなく起こり,用語の定義がきわめてあいまいになっている。…
※「ハワイ式噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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