ハンスカ夫人(読み)はんすかふじん

世界大百科事典(旧版)内のハンスカ夫人の言及

【バルザック】より

…これは,初期習作,劇作,雑文,《風流滑稽談》などを除き,《ふくろう党》以後のすべての小説を,一種の全集としてまとめたものである。他方バルザックとポーランドの貴族ハンスカ夫人との交際は1832年に始まっているが,41年同夫人が寡婦となったので,夫人との結婚が彼の人生の最大の関心事となった。49年はもっぱらハンスカ夫人の領地,ウクライナのベルディチェフで過ごし,50年3月同夫人と結婚,5月パリに帰着,8月に世を去った。…

※「ハンスカ夫人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」