ハードル

デジタル大辞泉 「ハードル」の意味・読み・例文・類語

ハードル(hurdle)

陸上競技ハードル競走で、コースに置く障害器具。金属製の基部の上に木や樹脂製の横棒が付く。
ハードル競走」の略。
乗り越えなくてはならない、困難な物事。「入試という最初ハードルを越える」

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精選版 日本国語大辞典 「ハードル」の意味・読み・例文・類語

ハードル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] hurdle )
  2. 陸上競技の障害競走のコースに置く障害器具。台のついた木製などの枠。高さが調節できる。
    1. [初出の実例]「トロスバッハの体勢がいくつ目かのハアドルで崩れた」(出典:日独対抗競技(1930)〈阿部知二〉)
  3. ハードルきょうそう(━競走)」の略。〔陸上競技の研究(1921)〕
  4. 乗り越えなくてはならない、困難な物事。
    1. [初出の実例]「この結婚で、私はまた一つの難ずかしいハードルを越えたのである」(出典:水で書かれた物語(1965)〈石坂洋次郎〉二五)

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百科事典マイペディア 「ハードル」の意味・わかりやすい解説

ハードル

陸上競技の障害物競走に使用する用具。横木,2本の支柱,2個の基底部からなる長方形の枠で,支柱はそれぞれの基底部の一方末端固定。幅は1.20m以下,高さは種目により異なる。上端の中央に3.6〜4kgの力が加わると転倒するように調節する。

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