世界大百科事典 第2版 「バズーカ」の意味・わかりやすい解説 バズーカ【bazzuka】 アメリカが第2次大戦中に開発し装備化した,対戦車ロケット弾発射機。口径2.36インチ(60mm)のアルミニウム製筒身で,筒身の先端(砲口側)がらっぱ状になっており,これが当時の人気喜劇俳優B.バーンズ愛用の楽器(バーズーカと呼ばれた)に似ていたことにちなんで名づけられた。その後バズーカは,この種のロケット弾発射機の代名詞となった。【角園 睦美】 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報