バーブ廟(読み)バーブビョウ

デジタル大辞泉 「バーブ廟」の意味・読み・例文・類語

バーブ‐びょう〔‐ベウ〕【バーブ廟】

Shrine of Bab》イスラエル北部の都市ハイファにある霊廟バハーイー教前身であるバーブ教の開祖ミルザー=アリームハンマド(通称バーブ)を祭る。バハーイー教の創始者バハーウッラーの子、アブドル=バハーによりバロック様式で建造され、1953年に完成。カルメル山斜面を利用して階段状に整備されたバハーイー庭園に隣接する。2008年に「ハイファと西ガリラヤのバハーイー教聖地群」の名称で新宗教の宗教施設として初めて世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

激甚災害

地震や風雨などによる著しい災害のうち、被災地域や被災者に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法(1962年成立)に基づいて政令で指定される。全国規模で災害そのものを指定する「激甚災害指定基準に...

激甚災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android