百科事典マイペディア 「バーミヤーン」の意味・わかりやすい解説
バーミヤーン
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アフガニスタン,ヒンドゥークシュ山中にある仏教石窟。断崖に約1000の石窟と高さ55mと38mの2大立仏,3坐仏が開鑿(かいさく)された。石窟,仏龕(ぶつがん)内部には壁画が描かれ,グプタ朝とサーサーン朝の影響が濃く,二大石仏とその壁画の年代は400年頃と推定される。630年,玄奘(げんじょう)がここを訪れたとき,僧徒数千人がなお存在していた。9世紀にイスラーム化し,活動は停止した。ユネスコの世界文化遺産とされていたが,アフガン紛争中,2001年3月に二大石仏は爆破された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…8世紀以後のパーラ朝時代には,硬質の玄武岩を用いて複雑な図像の密教的な像などが多く作られ,この時代の石仏はネパール,チベット,東南アジアなどの仏像に大きな影響を与えた。 クシャーナ朝時代のガンダーラの石仏は西隣のアフガニスタンに影響を与え,カーブル北西のバーミヤーンには4~6世紀ころの製作と思われる像高55mと38mの大磨崖仏が現存する。仏教の東漸にしたがい中央アジア諸地方でも仏像は多く作られたが,ここでは石材が少ないために塑像が主流で,石仏の遺品は少ない。…
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