精選版 日本国語大辞典 「パスカル」の意味・読み・例文・類語
パスカル
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1623~62
フランスの科学者,哲学者。早熟な天才として多くの数学,力学上の業績をあげたが,ジャンセニズムの影響を受け,1654年社交界を捨てポール・ロワイヤル修道院に隠退,厳しい禁欲の生涯を送った。遺稿『パンセ』のほかにイエズス会に対する反論の書『田舎人への手紙』がある。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
圧力の単位.記号 Pa.国際単位系(SI単位)の基本単位.
1 Pa = 1 N m-2.
1969年ころからこの単位名および記号が,国際的に承認された.
1 Pa = 9.86923×10-6 atm = 7.50062×10-3 Torr.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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(今井秀孝 独立行政法人産業技術総合研究所研究顧問 / 2008年)
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…彼の《随想録》(1580,88)は,深く広い思索を,くだけた気ままな文体で,気の向くままに書きとめたかたちをとっており,新しい魅力ある散文芸術様式として後世に大きい影響を及ぼしたからである。パスカルの《パンセ》(1670)は,モンテーニュとはまったく異質の思想を語りながら,《随想録》の影響ぬきには考えられない。モンテーニュは早い段階で英訳され,イギリスにおけるエッセー文学の隆盛の一つのきっかけとなった。…
…高等法院はなかったが,クレルモン・フェラン(1731年クレルモンとフェランが合併)には租税法院が置かれており,これが王国の機関としては最も重要なものであった。哲学者パスカルの父親エティエンヌ・パスカルはその評定官であり,パスカル自身もクレルモンで生まれている。彼が空気の重さを証明する実験を行ったのは,ピュイ・ド・ドームの山頂においてであった。…
…後期にはアイネシデモスやセクストス・ホ・エンペイリコス等が属するが,前者は感覚的認識の相対性と無力さを示す10の根拠を提示したことで知られ,後者は経験を重んずる医者として諸学の根拠の薄弱さを攻撃し,またその著書はギリシア懐疑論研究の主要な資料となっている。近世においては,ルネサンスの豊かな思想的混乱の中で懐疑思想も復活し,伝統的な思想や信仰を批判する立場からも,逆にそれを擁護する立場からもさまざまなニュアンスの懐疑論が主張されたが,その中でもモンテーニュのそれはたんに否定的なものにとどまらず生を享受する術となっている点で,またパスカルのそれはキリスト教擁護の武器として展開されているにもかかわらず作者の意図を越えて人間精神の否定性の深淵を垣間見させてくれる点でそれぞれ注目に値する。なおD.ヒュームはしばしば懐疑論者のうちに数えられ,彼に刺激を受けたカントについても懐疑論との関係で論じられることもある。…
…この機械は現在,復元されている。フランスの哲学者,数学者B.パスカルは,父親の煩雑な税務計算を助けるために,42年に歯車式の加減算機を作り,その後10年間に数十台を試作・製作した。ドイツの哲学者,数学者G.W.ライプニッツも,1671‐94年にかけて加減乗除のできる計算機を試作している。…
…他方,決疑法の機能は良心による正しく賢明な判断を助けることであり,後者を不用にするのではない。決疑法は福音書までさかのぼり,キリスト教倫理の重要な部分をしめるが,17世紀の中ごろ,空疎で,いたずらに精密な議論にふけって道徳の弛緩を招く傾向が目だち,パスカルの批判に服した。現代では逆に決疑法は状況倫理の唱導者から〈律法主義〉〈厳格主義〉として批判される。…
…それを〈トリチェリの真空〉と呼ぶ。この直後,フランスではB.パスカルが(義兄ペリエに依頼して)有名なピュイ・ド・ドームの実験を行って(1648),真空と大気圧の研究成果を確認している。17世紀中葉流行となったこのような真空実験で,もっとも著名なのはドイツのO.vonゲーリケによるそれだろう。…
…また,この言葉からバスの語が派生した。 哲学者のパスカルが17世紀後半に入って最初に考案したといわれ,その計画は1662年にパリ市内で実現され,営業が認可された。この乗合馬車は19世紀に発展したものと同じ性格をすでにもっており,パリの街区から街区へと決められた路線を定時運行し,五つの路線をもち,運賃は5ソルと高価なものだった。…
…密閉された容器を満たす静止した流体においては,その中の一部の圧力を増加してやると,いたるところで圧力が同じだけ増加するという法則。B.パスカルが提出したものである。流体が運動しているときは成り立たない。…
…また,地球を含めた惑星の公転の軌道が,完全な円ではなく,太陽をひとつの中心とする楕円である(ケプラー)とされたことも,それまでの完全性の観念を突破したものであった。
[パスカル]
さて,バロック思想が,反宗教改革と動的宇宙像という二つに対応する側面をもったものであるとき,それら二つの側面を兼ね備えたものとして浮かび上がってくるのは,広い意味でジャンセニストだったパスカルである。《パンセ》のなかにみられる〈この無限の宇宙の永遠の沈黙が私をおののかせる〉ということばや,〈二つの無限〉の中間者としての人間の自覚は,そのことをよくあらわしている。…
…フランスの思想家パスカルの遺著。《瞑想録》との訳語もある。…
…サン・シランを師と仰ぎ,その弟子A.アルノーを理論的指導者とするポール・ロアイヤルはカトリック宗教改革運動の一翼を担うが,他方ジャンセニスムの本拠地とみなされ,教権,俗権の双方から数々の弾圧を受け,1709年修道院は閉鎖され,運動は終りをつげた。しかしその間,ポール・ロアイヤルはその運動の担い手と関係者の中から,アルノー,パスカル,P.ニコル,ラシーヌといった著名な思想家,文学者を輩出し,フランス古典期の文化に大きく貢献した。また付属学校は教育史上名高く,そこでの教育経験から生まれたいわゆるポール・ロアイヤルの《論理学》と《文法》は近年注目を集めている。…
…ついでこの考えを発展させ,人は動的,自発的努力によって受動的な感受性に打ち勝つべきであると力説した(《思考の分解》1805,《心理学基礎論》1812)。最後に彼は,パスカルの三つの秩序に対抗する三つの生(動物的生,人間的生,霊的生)の区別を説き,神への没入(実践的には犠牲と愛の生活)の重要性を教えた(《日記》1815‐24,《人間学新論》1823‐24)。【中川 久定】。…
…国際単位系では1m2に1Nの力が一様にかかっているときの圧力の強さが単位になる。これをパスカルと呼びPaで表す。圧力の単位としてはこのほか,バール(bar。…
…図1のような三角形状の数の配列をパスカルの三角形という。パスカルの三角形の構成方法を説明するために,次のような記号を導入しよう。…
※「パスカル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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