パンドリナ

デジタル大辞泉 「パンドリナ」の意味・読み・例文・類語

パンドリナ(〈ラテン〉Pandorina)

淡水産の動物プランクトン球状寒天質の膜の中に8または16個の細胞が密集する。各細胞は2本の鞭毛べんもうを持つ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「パンドリナ」の意味・わかりやすい解説

パンドリナ

原生動物植物性鞭毛(べんもう)虫綱。4〜32個の細胞が密接して群体をつくり,それをゼラチン質の厚い膜が包んでいる。群体の直径は20〜200μm。おのおのの細胞には2本の鞭毛と多数葉緑体デンプン粒眼点がある。池沼や水たまりの代表的プランクトン一種で日本各地に広く分布

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