精選版 日本国語大辞典 「パンフレット」の意味・読み・例文・類語
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出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
冊子形式の一色もしくは多色使用の商業印刷物。製本は仮綴(かりと)じ、ページは数ページから数十ページのものにわたる。規格としては、A5、A6、B5の各判が多いが、B4判、A4判の大きなものや変型のものもある。ほぼ同様な意味で使われるブックレットbookletとは、表紙をつけ、見返しや扉を配して本格的に製本し、本に近い体裁にしたものをいう。パンフレットの語源には定説がなく、定義としては、その初期には大衆教化の宗教宣伝物を主としていたものが、一般の読み物に発展してきたように、「てっとり早く、より多くの、より広い範囲の相手に伝える印刷物」といえる。新聞、雑誌も最初はパンフレットで、のちにそれが内容、体裁の両面で分化し、それぞれがジャーナリズムの機能を発揮するようになった。今日では商業的な広報印刷物として主要な地位を占めているが、政治性を帯びた宣伝物としていまなお利用されている。パンフレットの最初は1601年、当時イギリス最大の商業組合であった冒険貿易商会のつくった『商業論』といわれる。日本では1786年(天明6)に黄表紙の創始者恋川春町(はるまち)が書いた『三舛増鱗祖(みますますうろこのはじめ)』という宣伝のために顧客に配った景物(けいぶつ)本が最初である。
[島守光雄]
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…今日のような,楽曲解説等が書きこまれるようになったのは19世紀半ば以降のことである。印刷物の形態としても,一枚の紙,あるいは二つ折り4ページに印刷されたものから,しだいに小冊子(すなわちパンフレット。略して〈パンフ〉とも)の形式が普通となり,今日にいたっている。…
※「パンフレット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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