精選版 日本国語大辞典 「パール」の意味・読み・例文・類語
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アメリカの実験物理学者。ニューヨーク生まれ。1942年にブルックリンのジェームズマディソン高校を卒業し、ブルックリン科学技術専門学校(現、科学技術大学)に進学して化学工業を学び始める。第二次世界大戦による学業中断を経て1948年に卒業。ゼネラル・エレクトリック社に就職するが、自分がやりたかったのは化学ではなく物理だったことに23歳で気づき、コロンビア大学の大学院へ進み、1955年に博士号を取得する。エール大学、イリノイ大学からも職の申し出があったが、当時の研究レベルは高くなかったものの自由に研究ができそうだったミシガン大学で準教授となり、1963年にはスタンフォード大学に移籍した。1966年に、新しい素粒子を探索するスタンフォード線形加速器研究所(SLAC:Stanford Linear Accelerator Center)のチームに参加。1973年に稼動した新型の線形加速器を使い、電子の約3500倍の重さをもつ、電子の仲間であるレプトン(軽粒子)のひとつ「タウ粒子」を発見した。
この実験では、超高速に加速したマイナスの電気をもつ電子と、プラスの陽電子を正面衝突させ、その際にタウ粒子が生成されたことを確認した。宇宙のあらゆる物質は、原子の中心にある原子核を構成する「クォーク」や、その原子核の周りを回る電子の仲間などで構成されているが、現在では、いずれも「第一世代」「第二世代」「第三世代」の3グループに分かれることがわかっている。タウ粒子はこのうち第三世代に属し、それまでは理論上の仮説だった第三世代が現実のものであることを、世界に先駆けて実験で確認した。タウ粒子の発見により、1995年のノーベル物理学賞を受賞した。ニュートリノを発見したF・ライネスとの同時受賞であった。
[馬場錬成 2019年1月21日]
「真珠」のページをご覧ください。
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1858~1932
インドの政治家。東ベンガルの出身。文筆家,雄弁家としても名声を得た。ブラフモ・サマージの熱心な活動家だったが,英米留学時の苦い経験から民族運動に挺身するようになった。初めは国民会議派の穏健派としてバナジーと行動を共にし,ベンガル分割反対運動(1905~08年)が起こると,ティラク,ラーイらとともに急進派として活躍した。1920年以降ガンディーに反対する立場を鮮明にし,民族運動の主流と袂を分かった。誠実な社会運動家でもあり,女性や労働者の地位向上のために尽力した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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…大王の軍隊がペルシア,インドから将来したもので,装身具として一般に使用されたのはプトレマイオス朝後期からである。英語のパールはラテン語の〈ペルナperna〉(貝の一種)からきているが,ラテン作家はもっぱらギリシア語系の〈マルガリタmargarita〉を使っており,大プリニウスもその点では同様である。プリニウスの《博物誌》第9巻には,〈受胎の季節になると貝は口をあけ,天から降ってくる露を吸いこむ。…
※「パール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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