ピシディア(その他表記)Pisidia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピシディア」の意味・わかりやすい解説

ピシディア
Pisidia

小アジア南部アナトリア高原に位置する古代地方名。パンフリア奥地東西約 200km,南北約 80kmの地域。山岳が多く,ローマ皇帝アウグスツス (在位前 27~後 14) の時代までは粗暴な山岳民が住んでおり,一種の神政的な小王国が成立していたが,前 25年アウグスツスによる植民が行われてローマに帰属し,属州ガラテアに編入された。新約聖書では使徒パウロの伝道旅行の通過地として言及される。

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