フォークリフト

デジタル大辞泉 「フォークリフト」の意味・読み・例文・類語

フォークリフト(forklift)

荷物の下にフォーク形の腕を差し込んで上げ下げする装置をつけた運搬用自動車。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「フォークリフト」の意味・読み・例文・類語

フォーク‐リフト

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] forklift ) 車の前部にフォーク形の鉄板が突き出ていて、それを上下させて荷物の積み卸しや運搬をする車。駅、工場倉庫埠頭(ふとう)などで用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「フォークリフト」の意味・わかりやすい解説

フォークリフト

パレットを用いてユニット化した荷物の積卸しおよび運搬をする機械。構内用産業車両の代表的機種である。正しくはフォークリフトトラックfork lift truckという。車体前部にあるフォークを油圧シリンダーによりマストに沿って昇降させる。車体はゴムタイヤマウントで,駆動は内燃機関式が多いが,近年は環境対策面から蓄電池を用いた電動式が普及している。フォークリフトは,その小回り性能を活かして,貨車やトラックと資材置場や倉庫の荷受けプラットフォームとの間の積卸しや,倉庫内の荷役運搬に多用されている。パレタイズされたユニットロードだけでなく,原木や大寸箱物などを扱うために,さまざまのアタッチメントを装備することができるようになっている。特殊用途用では長尺物の荷役運搬用のサイドフォークリフトや,コンテナー扱い用の大容量フォークリフトトラックがある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「フォークリフト」の意味・わかりやすい解説

フォークリフト

正しくはフォークリフト・トラックfork lift truck。自走できる車体の前端にマストを備え,前方に突き出たフォークがマストに沿って上下する荷役機械。フォークをパレット(荷台)などに差し込み,持ちあげて運ぶ。
→関連項目コンテナー船パレット(機械)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android