精選版 日本国語大辞典 「フック」の意味・読み・例文・類語
フック
フック
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
… 結晶が自然科学の研究対象となり始めたのは17世紀中ごろからで,デンマークのN.ステノは水晶などの結晶について,面角一定の法則を発見した(1669)。同じころ,イギリスのR.フックは,結晶は超顕微鏡的に小さい構成単位が,規則正しく繰り返して配列してできているという予想を発表し,この考えはその後の研究者にも受け継がれた。ことに方解石は,そのへき開片と同じ形の分子が図1のように密に積み重なっているので,図2のような形態を示すという説がスウェーデンの化学者ベリマンT.Bergmanによって唱えられ,フランスの鉱物学者アウイR.J.Haüyはこの考えを発展させて,18世紀末に結晶における有理指数の法則の基礎をつくりあげた。…
…【小倉 磐夫】
[顕微鏡の発達と生物学]
顕微鏡は16世紀末から17世紀初めにかけての発明以後,ガリレイらの改良をへて,主としてイタリアとオランダで作られ,17世紀中ごろにはかなり普及していた。そのなかで際だった成果はイギリスのR.フックによる細胞の発見であった。彼はコルクの薄片や木炭の断面を観察して,そこに細胞を発見し,詳細な描写を《ミクログラフィアMicrographia or Physiological description of Minute Bodies》という書物にして,公表した(1665)。…
…彼の理論は,後年に問題となる光の波動説と粒子説の両面を備えていたといえよう。R.フックはこの波動的側面を発展させ,光をエーテル媒体中のパルスと考えた。さらに,ホイヘンスは発光体を中心とする波面の各点から二次的な波が球状に広がるとする〈ホイヘンスの原理〉を提出し,光の反射,屈折の法則を説明することに成功したのである。…
…コルク組織をつくる細胞の壁の肥厚の程度は種によって異なるが,細胞内に大量の空気を含み,組織は弾性に富む。1665年にR.フックがこの組織を顕微鏡でみて,生物のからだが〈細胞〉という単位でできていることをはじめて報告した。【岩槻 邦男】。…
…解剖学と生理学での実証の気運も高まって,ベサリウスの《人体の構造》(1543)とか,やや遅れてW.ハーベーの《血液循環の原理》(1628)が刊行された。顕微鏡による観察ではR.フックの《ミクログラフィア》(1665)があり,A.vanレーウェンフックの活動も17世紀後半であった。 18世紀になると,後生説をとなえたC.F.ウォルフ,多能の実験家であったL.スパランツァーニ,前生説論者でアリマキの単為生殖を見いだしたC.ボネなど,発生学の研究が目だつようになる。…
… 聴診の歴史は古く,ヒッポクラテスの書物の中に,死の際に胸部に耳を押しつけると聞こえる〈酢がたぎるようなかすかな音〉や胸膜炎のときの〈革ひもをこするような音〉が記載されている。18世紀初め,R.フックは,心臓の鼓動や腸のガスの動き,肺や関節の音についてふれ,〈体の内部の動きを,そこから発する音によって知ることができよう〉と予言した。このような身体の音の医学的応用が広く行われるようになったのは,1816年R.T.H.ラエネクによる聴診器の発明と,その後の聴診学の発展によっている。…
…これらは王侯貴族の権威や富の象徴として珍重された。
[精度の向上]
17世紀はG.ガリレイ,C.ホイヘンス,R.フック,J.ケプラー,I.ニュートンなどの天才が天文学,物理学,機械学などに顕著な業績をあげた時代であるが,時計の精度を向上させることにもおおいに情熱が注がれ,さまざまなくふう改良が試みられた。その中のいくつかの考案,発明は現代の時計にまで引き継がれている。…
…透過光で観測した場合には,明暗は反射の場合と逆になる。この現象は1665年にR.フックが最初に観測したが,のちにニュートンが詳細に調べたことからニュートンリングの名で呼ばれる。現在では球面の曲率半径の測定や研磨面の仕上り検査に多く用いられている。…
…ニュートン自身の築いた力学で,力の加わらない質点は与えられた初速度の等速直線運動をするが,光が直進することをこのことに結びつけて説明しようとしたのである。 当時,光を波動と考えたのはC.ホイヘンスやR.フックであった。フックは薄膜が色づいて見える現象が粒子説では説明できないことを示し,光をエーテルの振動と考えた。…
…固体の弾性ひずみと応力の間には,ひずみが小さいときは比例関係が成立する。これをフックの法則と呼ぶ。R.フックによって発見された。…
※「フック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
アデノウイルスの感染により、発熱、のどのはれと痛み、結膜炎の症状を呈する伝染性の病気。感染症予防法の5類感染症の一。学童がプールで感染して集団発生するのでプール熱ともいう。...
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/26 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
10/19 デジタル大辞泉を更新
10/19 デジタル大辞泉プラスを更新
10/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新