フラクトオリゴ糖(読み)フラクトオリゴトウ

デジタル大辞泉 「フラクトオリゴ糖」の意味・読み・例文・類語

フラクト‐オリゴとう〔‐タウ〕【フラクトオリゴ糖】

fructooligosaccharides》低エネルギー甘味料一種フルクトースを含むオリゴ糖少糖類)。アスパラガスタマネギなどに含まれるほか砂糖原料に、酵素作用させて作られる。甘味は砂糖の30パーセント。FOS

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「フラクトオリゴ糖」の解説

フラクトオリゴとう【フラクトオリゴ糖】

ショ糖に1~3個の果糖が結合したもので、難消化性のオリゴ糖。にんにく、アスパラガス、ねぎ、たまねぎ、ごぼう、大豆などに多く含まれる。低エネルギーの甘味料として利用されるほか、腸内の善玉菌を増殖活性化させて腸内環境を酸性に維持、免疫機能の強化、高脂血症の改善、便秘の改善、血糖値抑制などの作用があるとされる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android