デジタル大辞泉 の解説 フランクフルト‐アン‐デア‐オーデル(Frankfurt an der Oder) ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。オーデル川沿いに位置し、ポーランドと国境を接する。13世紀に都市権を得て、14世紀にハンザ同盟に加盟し、交易拠点として栄えた。15世紀建造の聖マリエン教会、聖ニコライ教会、17世紀の市庁舎などの歴史的建造物が残っている。フランクフルト‐アン‐デア‐オーダー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 フランクフルトアンデアオーデルFrankfurt an der Oder ドイツ東部,ブランデンブルク州の都市。ベルリンの東南東約 90km,オーデル川左岸に位置し,かつての郊外地,現在はポーランドの町スウビツェと対する。中世初めにフランケン地方からの移住者や商人たちによって開かれ,1253年都市権を得,1368年ハンザ同盟に加入。 79年オーデル川の自由航行権を獲得し,商業の中心地として発達。現在もポーランドへの道路,鉄道の渡河地点として交通上の要地となっている。 15世紀の教会,17世紀の市庁舎などが残る。機械,家具,繊維,食品加工などの工業がある。人口8万 6131 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報