翻訳|hoop
本来は、金属、木などでつくられた円形の枠のことであるが、女性のスカートを広げるために用いる腰枠を総称していう。詰め物、鯨のひげ(鯨骨ともいう)、籐(とう)、スチール、その他の固い材料でつくられる。女性の服飾流行には、ルネサンス時代以降、繰り返しフープを用いてスカートを膨らませるデザインが登場したが、時代によってその呼称、形状、シルエットはさまざまである。代表的なものとしては、16世紀のベルチュガダン(英語ではファージンゲール)、18世紀のパニエ、19世紀中期に大流行したクリノリンなどがあり、それぞれベル形、前後が平らで左右に極端に張り出した形、扇形などのシルエットを形づくった。
[深井晃子]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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