ブラスチングゼラチン(読み)ぶらすちんぐぜらちん

世界大百科事典(旧版)内のブラスチングゼラチンの言及

【ダイナマイト】より

…1866年A.B.ノーベルニトログリセリンの強力な爆発威力に着目し,これをケイ藻土に吸収させてニトログリセリンよりも安全なケイ藻土ダイナマイトを発明した。75年にはニトログリセリンとニトロセルロースを混ぜてゲル状にしたブラスチングゼラチン(ゲルダイナマイトまたはニトロゲルとも呼ばれる)を発明,これはケイ藻土ダイナマイトより強力で,現在のダイナマイトの基本型となった。現在日本で用いられているダイナマイトは,〈ニトログリセリンまたはニトログリコール,あるいはこれらの混合物に窒素量12%程度のニトロセルロースを配合してできたニトロゲルを6%以上含むもの〉と定義されている。…

※「ブラスチングゼラチン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android