世界大百科事典 第2版 「ブロンテ姉妹」の意味・わかりやすい解説
ブロンテしまい【ブロンテ姉妹】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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…しかも,彼らの作品は決してローカル文学ではなく,全イギリス,いや全世界の文学愛好家を魅了するだけの普遍性をもっていた。19世紀のブロンテ姉妹はイングランドの中心部で生まれたが,父親からケルト人の血を受け継いでいた。アングロ・サクソン人のもつ強固な現実感覚と,ケルト人の幻想にふける能力――この二つのまったく相反する要素がブロンテ姉妹の文学を生み出したわけであったが,それはイギリス文学のさまざまな作品の構成要素ともなっている。…
…イギリスには珍しい山地で,気候はとくに冬が厳しく,荒涼とした周辺にはほとんど人は住みつかず,産業もない。作家ブロンテ姉妹の父,パトリック・ブロンテ牧師が1820年ここの教会に赴任して以来,姉妹はここで死ぬまでの大半を過ごし,自然の中の孤独な生活が霊感の源となった。牧師館は現在〈ブロンテ博物館〉となっている。…
※「ブロンテ姉妹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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