プブリリウス(英語表記)Publilius Syrus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プブリリウス」の意味・わかりやすい解説

プブリリウス
Publilius Syrus

前1世紀のローマミモス作家。アンチオキアから奴隷としてローマに来て解放され,ラベリウスとともにミモス劇の芸術的形成尽力。教訓的要素が強いために,のちに彼の言葉が『警句集』 Sententiaeに編まれ,教科書に使われた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android