プリモ・デ・リベラ(ミゲル)(英語表記)Miguel Primo de Rivera

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

プリモ・デ・リベラ(ミゲル)
Miguel Primo de Rivera

1870~1930

スペインの軍人モロッコへ派遣後,1895年キューバ,97年フィリピンへ派遣され,のち再度モロッコ戦線に参加。バレンシアマドリード軍管区司令官をへて,1922年バルセロナ軍管区司令官。23年クーデタで軍事独裁体制を樹立再生主義申し子を自認し,「新国家」構築をめざして愛国同盟や国民会議を創設,協調組合主義的理念に立ってスペイン国民意識の統合を図るが失敗。30年失脚,パリへ亡命し,同年死去。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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