出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の動物。家畜ウシの1品種で、イングランドのヘレフォード県が原産地で古くから改良されて成立した肉用種である。1790年に公認され、1846年から登録が開始された。アメリカ、アルゼンチンでもっとも飼育頭数が多い。毛色は赤褐色で白面であることが品種の特徴で、頸(くび)、胸、腹、下肢、尾房も白い。角(つの)は側下方へ伸びているが、アメリカでは20世紀の初めに無角ヘレフォードを新品種として作成した。有角、無角とも中形で、体重は雄1200キログラム、雌650キログラム、体高は雄1.4メートル、雌1.27メートルで、典型的な肉用型をしている。体質は強健で、耐寒性、抗病性が強く、適応力もあり、とくに耐粗飼性で放牧能力において優れている。やや晩熟で455日齢で約400キログラムに達する。
[西田恂子]
少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
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