ベスレヘム(南アフリカ共和国)(読み)べすれへむ(英語表記)Bethlehem

翻訳|Bethlehem

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ベスレヘム(南アフリカ共和国)
べすれへむ
Bethlehem

南アフリカ共和国自由州(旧オレンジ自由国州)東部の都市。ドラケンスベルク山脈の標高1640メートル、ヨルダン川に沿う高原上に位置する。人口5万7127(1996)。1899年に建設され、市名の由来は『旧約聖書』にちなむ。鉄道十字路にあたり、山岳観光地のゴールデンゲートやクルーフ・パークへの観光拠点となっている。小麦、羊毛ウシなど農畜産物の集荷場で農産物加工業も発達している。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android