フランス中部,ヨンヌ県の村。人口約500。9世紀に創設された修道院は,11世紀にはマグダラのマリアの聖遺物を慕って巡礼が蝟集し,サンチアゴ・デ・コンポステラへの巡礼路の欠かせぬ宿駅として繁栄した。13世紀末に聖遺物の信憑性が疑われて以来衰微。サント・マドレーヌ修道院教会は,2色づかいの横断アーチをもつ特異なロマネスクの身廊(1150ころ)とロマノ・ゴシックの内陣(1215完成)が調和し,ナルテックスのタンパンと身廊の柱頭にロマネスク彫刻の不朽の傑作を見る。19世紀中ごろ崩壊寸前のところをP.メリメに見いだされ,弱冠30歳に満たぬビオレ・ル・デュクにより大修復が行われた。12世紀の旧城壁も残る。
執筆者:岸本 雅美
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