精選版 日本国語大辞典 「ベルダン」の意味・読み・例文・類語
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フランス北東部、ムーズ県の副県都。メスの西64キロメートルにあり、ムーズ川が貫流する。人口1万9624(1999)。標高275メートルの上町にはノートルダム寺院(11世紀創建)と城塞(じょうさい)、プランスリー館(16世紀の聖職者監督職の館(やかた)。現博物館)がある。標高70~75メートルの下町には、17世紀の市庁舎が残る。小規模の金属製錬業、乳業、家具、織物などの工業がある。ガリア時代にはベロドゥヌムVerodunumとよばれた。4世紀に司教座の所在地となる。843年ベルダン条約がこの地で結ばれ、カロリング王朝は三つに分かれた。13世紀に自由都市となった。交通の要衝にあるため長くフランスとドイツの係争地であったが、1648年フランス領となった。1792年と1870年にプロイセンが占領。第一次世界大戦中の1916年に起きたベルダンの戦いはとくに有名。
[大嶽幸彦]
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