吸光度が吸収物質の濃度に比例するという法則.吸収物質の光路を一定としたときの単色光に対する吸光度(または光学密度)Dは,その物質の濃度をc mol L-1,光路長をd cm とすれば次式で表される.
D = εcd
εは光路が単位長さ(1 cm)のときの希薄溶液に対する単位濃度当たりの吸光度でモル吸光係数という.この法則は希薄溶液に対してよく成立するので,光吸収による溶質の定量分析に広く利用されている.溶質の濃度が大きくなると,この法則は成立しなくなるが,そのときの検量線が利用される.[別用語参照]ランベルト-ベールの法則
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新