ペイ運河(読み)ペイうんが(その他表記)Beiyun he

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペイ運河」の意味・わかりやすい解説

ペイ(北)運河
ペイうんが
Beiyun he

中国,チャン (長) 江下流部流域と首都ペキン (北京) を結ぶ大運河の北の一部をなす運河。ペキン東郊のトン (通) 県からテンチン (天津) にいたる約 100kmをいう。元代にペキンが都となってから開削されたもので,清代にいたるまで物資輸送の要路として舟運でにぎわった。現在はチンシャン (京山) 鉄道開通により,その重要性は失われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む